2026.07.01 沖縄県で賃貸住宅の販売開始 パナソニック ホームズ

「YOUR MAISON NEXT」外観イメージ(重ね建てタイプ・4戸プラン) 

 パナソニック ホームズは1日、沖縄県で賃貸住宅「YOUR MAISON NEXT(ユアメゾン ネクスト)」の販売を開始した。同賃貸住宅を建てるファーストオーナーの募集も同時に行う。

 同社は、これまで沖縄県を除く販売エリアで展開してきた戸建・重ね建てタイプのYOUR MAISON NEXTを、沖縄の気候特性に対応した仕様へと改良し、新たに展開する。

 この賃貸住宅は、アパート・マンションと比べ高い独立性を確保。近隣への生活音にも配慮した構造となっている。

 このため、子育て世帯を中心としたファミリーに対し、より安心で快適な住環境の提供を目指していく。

 また、沖縄県では賃貸住宅の賃料が上昇傾向にあり、相続などを契機に土地活用を検討する顧客に向けても、建物と暮らしの価値が長く続く「持続資産」としての賃貸住宅を提供していく。

 総務省「住宅・土地統計調査」(2023年版)によると、沖縄県内の一戸建て住宅(持ち家)は近年増加傾向にある一方、全国的に資材価格の高騰や金利の上昇傾向により、新築を建てる・買うことが難しい層は賃貸住宅や既存(中古)住宅へシフトしているという。

 このため、沖縄県では賃貸住宅の空室率が約9%と、全国平均(約15%前後)と比べ低い水準で、エリアによっては特に2K~2LDK、3K~3LDKなどファミリータイプの物件が不足しているという調査結果もある。

 こうしたニーズに対応し、沖縄の気候風土に合わせ新たに展開する。汚れが付きにくくセルフクリーニング機能を持つ光触媒タイル外壁「キラテック」を採用。手入れの手間や塗り替え、補修などのメンテナンスを軽減する。水密性の高いサッシなども採用する。

 台風などの災害時も安心の強さを発揮する。外壁や床、屋根などのパネルを一体化させた強固なブロック体で構成した最高ランクの耐震等級3に対応する構造技術である大型パネル構造「F構法」を採用。

 地震や台風などの外力を面全体で受け止め建物全体にバランスよく分散し耐震性を発揮する。新幹線や航空機など、強固な耐力を要求される構造物に使われる「モノコック構造」と同じ原理だ。

 また、同社が賃貸住宅の暮らし提案で26年4月から全国展開している賃貸住宅コンセプト「Lacine(ラシーネ)」に基づき、暮らしの価値を高める。

 住まいにおけるさまざまなストレスを解消し、暮らしに付加価値を創出する設備・動線(「家事楽」など)を採用することで、暮らしの価値を高め、「住みたい」「住み続けたい」と思える賃貸住宅の提供を目指す。

 同社は、1977年にアパートを発売して以来、賃貸住宅で全国約41万戸の供給実績がある。

 81年の住宅販売開始を皮切りに、26年6月に事業開始45周年を迎えた沖縄県でも、賃貸住宅分野で新たな価値提供をスタートさせる。