2026.09.15 キヤノン、シネマレンズ発売 映像業界のニーズに対応

CN30×40 IAS J/R1

 キヤノンは、シネマレンズ「CINE-SERVOレンズ」シリーズの新製品RFマウントの通信機能に対応した「CN30×40 IAS J/R1」、映像業界で広く使用されているPLマウントを採用した「CN30×40 IAS J/P1」を9月下旬から発売する。広角域・望遠域を拡大し、世界最望遠の焦点距離1200mmと可搬性を両立した。

 新製品は広角端40mmから望遠端1200mmまでの焦点距離をカバーする30倍ズームレンズ。内臓1.5倍エクステンダー使用時は、ズーム域を焦点距離60mmから1800mmに切り替えられて、35mmフルサイズセンサーに対応するレンズとして使える。全長約405.2mm、質量約6.6㎏を維持する。

 CN30×40 IAS J/R1は、従来機種では対応していなかった「デュアルピクセル CMOS AF」やフォーカスガイド機能に対応。2024年9月に発売した「EOS C400」との組み合わせで「自動露出ランピング補正」に対応し、ズーム時に発生する光量低下を補正することで、明るさを一定に保ったまま撮影できる。

 新たに歪曲収差補正やフォーカスブリージング補正を搭載。キヤノンバーチャルプロダクションシステムに対応し、実写と仮想空間上の撮影範囲を連動させた高精度なCG合成映像制作ができる。

 USBタイプC端子を搭載した新開発のドライブユニットを採用。USBタイプC経由で外部電源を使用すると、ズーム・フォーカスのサーボ速度を高度化し、スポーツ中継やライブ制作などで素早くズームインやズームアウトを行う。