2026.09.14 パナソニック コネクト、溶接ロボットの停止時間削減を支援 クラウドサービス提供
溶接ロボットのダウンタイム極小化を支援し、溶接現場の課題解決に貢献する
パナソニック コネクトグループは、溶接ロボットのダウンタイム極小化を支援する設備稼働改善ソリューション「iWNBクラウド」を開発し、14日に提供を始めた。
iWNBクラウドは、従来より提供しているオンプレミス版統合溶接管理システム「iWNB」(Integrated Welding Network Box)で培った知見を生かし開発したクラウドサービス。第1弾として、今後も順次機能拡張していく予定だ。
主な特長は、ロボットの長時間停止を自動で通知する機能、停止時間の可視化と原因分析の支援、溶接機器メーカーとしての知見を生かしたトラブル対応支援、クラウド活用による利便性向上と情報共有という四つだ。
ロボット長時間停止の自動通知では、ユーザーが設定した時間を超えてロボットが停止した場合、停止したロボット名やエラー内容、発生日時などをメールで通知する。
メール内のリンクからトラブルシューティング画面にアクセスでき、想定される原因や対処方法を迅速に確認できるため、設備の早期復旧を支援する。
停止時間の可視化と原因分析支援では、ダウンタイムの状況をまとめたサマリーメールやエラートレンド分析機能により、ロボットごとの停止時間やエラー発生状況を可視化する。発生日やプログラム、教示点ごとに分析できるため、停止要因の特定や改善活動の効率化につなげる。
あるユーザーのトライアルでは、顧客側でエラートレンド分析を活用して発生頻度の高いエラーを特定し対策を実施した結果、当該エラーによる停止時間を約37%削減した事例が確認されている。
溶接機器メーカーならではの知見を活用したトラブル対応支援では、溶接工程特有の課題解決に貢献する。同社の知見と組み合わせることで、迅速な原因究明や再発防止活動を支援する。
溶接現場では、設備故障だけでなく、溶接条件や工程固有の要因によっても設備停止が発生するという。
また、iWNBクラウドでは、自動バックアップ機能によりロボット設定情報を定期的に自動保存できるため、遠隔からロボット設定情報や教示プログラムを確認することができる。情報共有では、ブラウザーから「いつでも、どこからでも」アクセスできるため、工場外からでも設備状況を確認できる。
サーバーの管理やソフトウエアの更新作業が不要で、低コストで容易に導入できる。同社と顧客やサービス事業者が同じ情報を共有できるため、トラブル発生時の状況把握や復旧対応の効率化を図れる。











