2026.10.16 万博の「マイボトル洗浄機」、阪急うめだ本店の従業員食堂に移設 象印
大阪・関西万博に設置したマイボトル洗浄機とマイボトルをセットする様子
象印マホービンは、阪急阪神百貨店が運営する「阪急うめだ本店」(大阪市北区)の従業員食堂と休憩所に、2025年大阪・関西万博に設置した「マイボトル洗浄機」2台を7月に移設した。
阪急阪神百貨店では、持続可能な店舗・オフィス環境づくりと従業員エンゲージメント向上を目指している。この取り組みの一環として、阪急うめだ本店の従業員専用エリアへの設置が決定した。
マイボトル洗浄機導入により、従業員のマイボトル利用率を高め廃棄物削減を図るとともに、従業員が持参したマイボトルを清潔に洗浄・除菌できる衛生的な環境を整える。
マイボトル洗浄機は約20秒で洗浄・除菌できるため、従業員の手間を軽減することもできる。従業員食堂にある無料給水機やカフェでのマイボトル割引サービスと組み合わせることで、「洗う・補給する・お得に利用する」という一連の利便性ができ、従業員のマイボトル利用率向上につなげる考えだ。
万博会期中の使用回数は15万回以上
象印マホービンでは、06年からマイボトルを繰り返し使用することでプラスチックごみ問題などの社会課題解決につなげる啓発活動を続けている。
活動から約20年がたち、マイボトルが普及する一方で、マイボトルを持っていても使用しないという人が一定数いることもわかってきた。
使わない人の不満要素として、マイボトルを持ち歩く際に「持ち運び時の重さ」「中身を準備する手間」「中身がなくなって追加するときに外出先で洗えない」などが挙げられるという。
そこで、マイボトル活用の妨げの一つとなっている「洗浄の手間」を解消するため、「マイボトル洗浄機」の開発に着手した。
実用化に向け開発を進める中、大阪・関西万博の特別参加プログラム「Co-Design Challenge」に選定されたことで、会場内に万博モデルを10台設置。会期中の総洗浄回数は15万8488回、総二酸化炭素(CO₂)削減量は約1万2837㎏となった。
会期終了後、万博会場で設置された「マイボトル洗浄機」10台は別の場所へ移設され、活用されている。













