2026.10.21 白物家電の国内出荷額、4~9月は過去最高 エアコンがけん引 JEMA

 日本電機工業会(JEMA)が20日に発表した白物家電の2026年度上期(4~9月)の国内出荷金額は、前年同期比9.5%増の1兆5234億円だった。エアコンが「2027年問題」でけん引し、上期として過去最高の出荷金額を記録した。

 製品別では、エアコンの出荷台数が同25.5%増の732万3000台となった。金額も同28.5%増の7073億円で好調に推移。新省エネ基準を前にした需要の高まりや自治体の補助金、猛暑が出荷を後押しし、大幅に伸長した。

 冷蔵庫は同1.9%減の178万7000台、金額は同3.9%減の1942億円のマイナスとなった。401L以上の大型タイプは、同1.8%減の70万3000台、金額は同4.3%減の1324億円だった。

 洗濯機は同0.8%減の198万8000台、金額も同1.4%減の1868億円となった。ドラム式洗濯乾燥機も同1.4%減の56万2000台、金額は同1.9%減の1010億円だった。

 掃除機は、同9.0%減の219万9000台で、金額も同10.3%減の599億円となり苦戦した。全体の7割近くを占めたスティック型も前年同期を下回った。

 調理家電では、電子レンジが同2.1%減の144万5000台、金額は同0.5%減の465億円でマイナスとなった。オーブンレンジ、単機能レンジともに前年同期を下回った。

 炊飯器は、同3.7%減の198万3000台、金額は同2.8%減の491億円となった。全体の7割以上を占めるIH式も前年同期を下回った。

 IHクッキングヒーターは、同3.9%増の31万台で、金額も同2.0%増の400億円と前年を上回った。2口以上ビルトイン型も前年を上回った。

 理美容家電では、加湿器が同8.3%減の8万台とマイナスになったものの、出荷金額は同14.7%増の11億円と好調だった。

 そのほか、電気シェーバーやトースター、ジャーポット、食器洗い乾燥機の調理・キッチン家電に加え、扇風機が台数・金額ともに前年を下回った。

9月も好調に推移

 9月の国内出荷金額は、前年同月比7.2%増の2352億円と13カ月連続のプラスとなった。

 製品別では、エアコンが同41.8%増の91万5000台で13カ月連続のプラス。9カ月連続の2桁増となった。金額も同48.0%増の878億円で13カ月連続のプラス。9月単月として過去最高の出荷台数となった。

 冷蔵庫は同13.9%減の27万3000台、金額は同19.9%減の297億円と2カ月ぶりのマイナスとなった。

 洗濯機は、同4.1%減の35万8000台と3カ月ぶりのマイナスとなった。金額も同5.9%減の377億円で、前年を下回った。

 掃除機は、同8.3%減の41万台で5カ月連続のマイナス、金額も同9.7%減の113億円となり苦戦した。

 調理家電では、電子レンジが同3.3%増の24万3000台で3カ月ぶりのプラスとなった。金額も同7.5%増の81億円で好調に推移した。

 炊飯器は、同5.7%増の35万9000台で2カ月ぶりのプラス。金額も7.8%増の90億円と好調だ。

 IHクッキングヒーターは、同0.4%減の5万4000台で4カ月ぶりにマイナス、金額も同2.1%減の69億円となった。

 そのほか、食器洗い乾燥機や除湿機、温水器は台数・金額ともに前年を上回った。そのほか、トースターやジャーポットに加え、扇風機などが台数・金額ともに前年を下回った。