2020.08.11 帝人4-6月連結、2桁減収

 帝人の21年3月期第1四半期(20年4-6月)連結決算は、新型コロナウイルス感染拡大による世界的な需要減少の影響を大きく受けた。売上高、各利益のいずれもが2桁のマイナス、最終利益は5割近くの減益となった。

 セグメント別では、自動車や航空機を重点的な市場とするマテリアル事業は大幅な減収で14億円の営業赤字。ポリカーボネート樹脂は中国での需要回復が見られたが、他地域は大きく需要減少。炭素繊維でも航空機を中心に、ほぼすべての用途で...  (つづく)