2020.08.19 日本人の家族性膵臓がん関連遺伝子解明阪大、東北大、国立がん研究センターなど
大阪大学、東北大学、国立がん研究センター、東京女子医科大学、杏林大学、みずほ情報総研の研究グループは、日本における家族性膵臓(すいぞう)がんの関連遺伝子を明らかにしたと発表した。
家族性膵臓がんは、親子または兄弟姉妹で2人以上の同がん患者がいる家系に発症する膵臓がん。欧米では90年代から同がんの登録と追跡調査、関連遺伝子の同定が活発に行われてきた。同がんの関連遺伝子は人種によって異なるが、日本を含むアジアでは同遺伝子の網羅的... (つづく)