2020.10.20 【CEATEC特集】New Normal Areaニューノーマル時代の市場を占う舞台に、独創サービスの競演
新型コロナウイルスの感染拡大を機に訪れたニューノーマル(新しい日常)時代。「CEATEC 2020 ONLINE」のニューノーマルテーマエリアには、この新時代に成長する市場を占う技術やソリューションが一堂に集まる。
掲げたキーワードは「新たな暮らし(ニューノーマル)」。新型コロナ感染者に対応した電子カルテシステムなど、新しい生活様式を想定したソリューションが集結。新時代を支える多彩な要素技術やデバイスの競演にも注目が集まりそうだ。
伊藤忠テクノソリューションズは、機械設備や作業工程などをコンピュータ上で再現し、生産プロセスの最適化につなげる製造業向けソリューションなど、産業界のデジタル変革を支援する取り組みを訴求していく。
デジタル技術を駆使したスマート社会「Society(ソサエティ)5.0」のまちづくりの近未来も映し出す。昨年に引き続き出展する清水建設は「ニューノーマル時代のデジタルまちづくり」をテーマに、来街者の憩いの場や情報発信、災害時対応など多彩な機能を備える次世代型の交通結節点「豊洲MiCHiの駅」(東京都江東区)を動画やセミナーを通じて紹介する。来年秋の開業を目指す拠点で、建設以外の業種と出会うきっかけにしたい考え。
オンライン展示会は、異業種の連携プレーで新事業を生み出す好機にもなりそうだ。