2020.10.28 重症の閉塞性動脈硬化症を治療カネカが吸着型血液浄化器を開発、製造販売承認取得
吸着型血液浄化器「レオカーナ」
カネカは、潰瘍のある重症化した閉塞性動脈硬化症(ASO)を治療する吸着型血液浄化器「レオカーナ」を開発、8月に製造販売承認を取得した。保険収載を経て、来年春の販売開始を目指す。
ASOは動脈硬化などが原因で下肢動脈の内部が狭窄(きょうさく)、閉塞(へいそく)して、血液の循環障害(虚血)を引き起こす疾患。初期には冷感やしびれ、歩行障害を生じ、重症化すると痛みや潰瘍を伴う重症下肢虚血(CLI)となり、下肢切断や死亡リスクが高まる... (つづく)
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