2020.10.30 日本電波が最小クラスのOCXO95度でも動作 5G小型基地局向け
日本電波工業の5G基地局向け高温対応(プラス95度)の世界最小クラス7×5ミリサイズOCXO
日本電波工業は、第5世代高速通信規格・5Gの小型基地局向けに世界最小クラス7×5ミリメートルサイズで、しかも動作上限温度をプラス95度まで対応させた恒温槽付き水晶発振器(OCXO)「MH7050SA」を開発し、サンプル出荷を開始した。量産は21年6月を予定。
5Gやローカル5Gの普及で、高速大容量通信および超低遅延通信を実現するために、小型基地局を多数設置する方式でエリアをカバーする。これらの小型基地局は屋外の鉄柱上部や建屋... (つづく)