2020.10.30 【石油暖房機特集】ダイニチ工業石油FH「SGXタイプ」、3枚の動くフラップ採用
「SGXタイプ」
ダイニチ工業は、石油ファンヒーターの最上位機「SGXタイプ」で快適暖房を訴求する。
SGXタイプは3枚の動くフラップ「快温トリプルフラップ」を採用。2枚の固定ルーバーと合わせて温風が吹き上がりがちな小火力時でも足もとから部屋全体をむらなく暖める。
ファンヒーターの燃焼量に応じて自動で角度を調整し、室内の温度ムラが出やすい小火力時にはフラップを下向きにすることで、床をはうように温風が遠くまで流れる。
35秒での着火時間も実現し、素早い立ち上がりを可能にした。運転開始時に自動で火力をアップするオートターボ運転と組み合わせることで寒い時も素早く部屋を暖める。
操作パネルの傾斜は、23.4度と日本人の標準体型の男女の動きを考慮して設計している。「操作する」「表示を見る」といった行為をあらゆる生活シーンから計算することで導き出したジャストアングルで、立った状態でも座った状態でもボタンを押しやすくした。
18リットルポリタンク2回分となる9リットルタンクを採用し、給油回数が少なくて済むようにした。タンクの上下に取っ手があるため、持ち運びもしやすい。
下位機種では操作性や視認性を改良した。石油ファンヒーターの購入者は50代以上が7割を超えるというアンケート結果を受け、分かりやすさを追求している。
例えば、「KEタイプ」は、ボタンデザインを大きくし見やすくしているほか、「NEタイプ」は液晶と周辺モニター部を明るいオレンジ色でまとめて視認性を高めるなど、改良している。