2020.11.10 3LCD液晶プロジェクタ世界販売セイコーエプソン、3000万台突破
セイコーエプソンの3LCDプロジェクタの世界累積販売台数が3000万台を突破した。同社はプロジェクタのトップメーカーとして業界をリードし、19年連続で世界シェアナンバーワンを維持している。
89年に3LCD液晶プロジェクタ「VPJ-700」を発売し、プロジェクタの新たな市場を創出。94年に投入した「ELP-3000」で、PC接続によるオフィスでの大画面プレゼンテーションという文化を確立した。その後、オフィスにとどまらずホームや文教、商業施設など様々な分野へとプロジェクタの利用シーンを拡大させてきた。
同社は、HTPS(高温ポリシリコンTFT液晶)パネルをはじめ自社で開発・製造したコア技術やノウハウをベースに、第4世代スマートグラス向け光学エンジンモジュールの外販、オープンイノベーションなどで市場拡大を加速する。