2020.11.16 【ET&IoT Digital2020特集】初のオンライン開催、エッジ最先端情報紹介

毎年多くの来場者でにぎわうET展。今年は初のオンラインで開催される

 オンライン展示会「ET&IoT Digital2020」が11月16日から12月18日まで開催される。組込みシステム技術協会(JASA)が主催。

 昨年までは組込み総合技術展「ET(Embedded Technology)」展として、毎年パシフィコ横浜で開催されていたが、今年は初めてオンライン開催となる。約100社が出展する。

 ET&IoT Digital2020は「イノベーションの社会実装を加速させるエッジテクノロジー総合展」として、IoTのコア技術である「エッジテクノロジー」の最先端情報を紹介する、アジア最大級イベントを目指している。

 エッジテック/エッジコンピューティング/エッジAI/エッジセキュリティ、組込み(ディープエンベデッド)、設計・開発支援・ツール、5G/ローカル5G、ハードウエア、ソフトウエア、IoT、スマートセンシング、セーフティ・セキュリティの分野で最先端のエンベデッドテクノロジーが出展される。

 併催イベントとして「ETロボコン2020チャンピオンシップ大会」「IoTイノベーションチャレンジ2020」を予定。

 また、学生・学校関係者と企業とのマッチングの機会を提供する「エンベデッドキャンパス」も開催する。

 講演やカンファレンスもエッジ・セキュリティ、エッジAI、エンベデッドテクノロジー、モビリティ、AIロボティクス、スマートシティ・IoT、5G・ローカル5G、テクニカルの分野で数多く予定されている。

 基調講演は、コンピュータアーキテクチャTRONで知られる東洋大学INIAD(情報連携学部)坂村健学部長が「ウィズコロナ時代のIoT」と題して講演。また内閣審議官の山内智生内閣サイバーセキュリティセンター副センター長が「サイバーセキュリティ政策の現状と動向について」のタイトルでサイバーセキュリティ戦略本部による取り組みの現状と動向について講演を行う。ほか、先端科学高等研究院吉岡克成准教授、インテル・鈴木国正代表取締役社長氏ら各界を代表するキーパーソンの講演が予定されている。