2020.11.16 【ET&IoT Digital2020特集】東芝情報システム、マルウエア対策ソフト紹介

 東芝情報システムは、IoTを支えるセキュリティやネットワークを中心に、組込みシステム開発に欠かせないプロダクトやソリューションを紹介していく。

 組込みセキュリティプロダクトではマルウエア対策、暗号化、難読化、リバースエンジニアリング対策など、組込みシステム向けのセキュリティプロダクトについて紹介する。

 新発売の「SecNucleus WhiteEgret」は、従来のマルウエア対策ソフトウエアのようなウイルス定義ファイルを使用せず、少ないリソースでも高速に動作するため、スタンドアローンや閉域ネットワーク環境のシステムや、組込みシステムに最適なマルウエア対策ソフト。ホワイトリストによって、既知/未知のマルウエアの実行を拒否する。Linux搭載の組込みシステムに最適で、実行ファイルだけでなくPythonなどのスクリプトの実行制御にも対応する。

 省電力無線メッシュネットワーク「NetNucleus LPWA/IoT」は、省電力かつ高い収集率で、広範囲のデータを低コストで収集できる。

 HACCP向け食品温度管理システムは、必要な場所にセンサーを設置し、24時間自動で温度を記録・管理できる。スーパーなどでの現場の作業負担やデータ集約、保管管理などの課題を解決する。

 このほか、ランタイムエラー診断サービス、モデル開発ベースソリューションなどを紹介する。