2020.11.20 【オーディオ特集】OCアコースティックコンセントSP「コンスピ」

コンセントに差し込んで使う〝コンスピ〟

コンセントに直接差込み使用

 OCアコースティック(神奈川県横須賀市、保科裕之代表)は、米カリフォルニア州オレンジカウンティーのOC Acoustic社のアジア販売センターとして9月7日に設立された。日本を拠点に販路拡大を目指している。

 OC Acoustic社の理念は「手頃な価格で、幅広い層に喜んでいただける、より優れた音質とデザイン性を持ち合わせた製品の提供」で、「オーディオ製品だけでなく、生活に豊かな価値を生み出すソリューションも提案する〝オーディオ+ライフスタイル企業ブランド〟を掲げている」と保科代表は話す。

 製品は米国のオーディオ技術者、ハード設計者、デザイナーにより作られた。

 12月に日米同時に発売する新製品は、商用電源コンセントにプラグインできる、無電源コードのユニークなスピーカシステムで、日本初の機能も盛り込まれている。

 日本ではコンセントに直接差し込んで使えるコンセントスピーカ〝コンスピ〟という製品名でプロモーションをスタートした。

 〝コンスピ〟は完全ワイヤレスで、最新のブルートゥース5.1を搭載する。スマートフォンやAV機器とペアリングするだけで、音楽などを高音質で楽しめる。

 充電不要、パーティーモードで10台以上と無線接続が可能となっている。

 音楽の再生、音量、一時停止などの操作は接続されたデバイス側で行え〝always on〟機能を搭載しているため、いつでもお気に入りの音楽やポッドキャストなどを聴くことができる。

 主な仕様は52ミリメートルフルレンジスピーカ搭載で5WRMS出力。電源はAC100-240ボルト50/60ヘルツ。再生周波数は20ヘルツ-20キロヘルツ・80㏈@1W1メートル。サイズは92(高さ)×85(幅)×63ミリメートル(奥行き)で質量220グラム。税別7980円。

 保科代表は「驚くほど豊かな音質で、設置は簡単。家庭だけでなく、職場やサービス業、展示会や講演会などでも場所を取らずに活用できる製品」と強調している。