2021.01.06 【世界の展示会特集】ケーブル技術ショー

昨年のオンライン展示会

新価値創造がコンセプト

 ケーブルコンベンション関連イベント「ケーブル技術ショー」が東京国際フォーラムで6月3、4日、オンラインで6月14日-7月30日で開催される。今年はそれぞれの特徴を生かしたハイブリッド型展示会として行う。ケーブルコンベンションも同時開催。主催は日本CATV技術協会、日本ケーブルテレビ連盟、衛星放送協会の3団体。

 同展は、ケーブル業界を技術面でバックアップし、業界の発展に貢献する最新の技術やソリューション、サービスを紹介する国内最大のBtoB展示会として、ケーブル事業者などに対して、ソフト/ハードベンダー企業ほかがケーブル事業に関わる自社の製品、システム、ソリューションとともに自社の技術力をアピールする場として提供する。

 今年は「新価値創造Cable New Normal~ケーブル事業の新たな挑戦~」がコンセプト。4K/8Kヘッドエンド装置などのヘッドエンド装置系、光・同軸伝送システム機器などの伝送系、ONUやSTBなどの受信端末、ローカル5Gソリューションなどの無線、部品、ソフト関連、制作系製品・技術、各種のプラットフォーム、CPS/IoT関連など、ケーブル技術のキープレーヤが一堂に集結する。

 ケーブルテレビ事業は、Society5.0(超スマート社会)の実現に向けた、最先端技術と融合するケーブル技術の次世代イノベーション、そしてニューノーマル時代の到来に向けてオンライン化が加速する中、地域BWAやローカル5Gの導入による「ケーブルと無線の融合」が推進され、新しい地域社会の構築に向けた社会インフラとして、ますます重要な役割を担っていく。

 主催者テーマ展示ゾーンでは「ケーブル技術が創る未来タウン」と題して、最新の技術による次世代CATVの動向を発信する。