2021.01.06 【世界の展示会特集】EMK&AMK
今年はハイブリッド形式で開催
電子製造・自動車産業の将来を垣間見られる
「韓国電子製造産業展(EMK)」とその共同開催イベント「韓国自動車電装製造産業展(AMK)」が、ソウル市のCOEXで3月24日から26日まで開催される。主催者はリード・K・フェアズ社。
今年は、オンラインとリアルのハイブリッド型展示会として開催。ハイブリッド型展示会によって、二つのイベントでビジネスチャンスを拡大することが目的。時間に限られず、企業の最新の技術とソリューションを紹介する機会を提供できる。会議やセミナーはオンデマンドで開催されるため、参加者は繰り返し視聴できる。
EMKは2000年にSMT/PCB関連の専門展示会としてスタート。その後、プリンテッド・エレクトロニクスや電子材料、フォトニクスなどを取り込み「エレクトロニクス製造韓国という名称の下、この展示会はエレクトロニクス製造の分野で、より多様で質の高い国際展に成長した」と主催者は話している。
今年のEMKは「SMT/PCB&NEPCON韓国」「フォトニクス・ソウル」「プリンテッド・エレクトロニクス&電子材料展」「S-ファクトリー&ロボティクスEXPO」「高機能フィルムEXPO」の五つの専門パビリオンで構成される。
19年度は電子パッケージングのコア技術と信頼性に関する国際シンポジウム、国際自動車フォーラム、スタートアップ企業に対する3Dプリンティング技術セミナー、ロボット産業に関する将来技術セミナーなど様々なイベントが期間中に行われ、20カ国から322社が出展した。
主催者は「最先端のエレクトロニクス製造と自動車エレクトロニクス産業の将来を垣間見ることができる、重要な展示会になる」と話している。