2021.01.22 世界の半導体企業 21年のR&D費高性能半導体需要拡大で、過去最高の714億ドル見込む

 米調査会社ICインサイツは19日、世界の半導体企業の研究開発(R&D)費用が21年は前年を4%上回り過去最高の714億ドルになるとの見通しを発表した。高速大容量通信規格5GやAI、HPC(高性能コンピューティング)向けなどで高性能半導体に対する需要は高まっており、今後もR&D費用は右肩上がりで増加、25年には893億ドルに達するとの予想だ。

 新型コロナウイルス感染症のパンデミックの影響で多くの産業が大打撃を受ける中、20年の...  (つづく)