2021.02.05 わずかな血液からビリルビン量を計測大阪大の研究グループが世界初の生物発光指示薬開発
大阪大学産業科学研究所の服部満助教、大学院生の伊藤友希乃さん(博士前期 課程)、永井健治教授らの研究グループは、黄疸(おうだん)の原因分子であるビリルビンの血中濃度を、わずかな血液で計測できる世界初の生物発光指示薬「BABI」を開発した。場所を選ばず、専門的な技術も必要ないため、誰でも知りたいときに手軽に計測できる手段として、将来の「ポイントオブケア診断」における計測プラットフォームへの展開が期待される。
ビリルビンは、血液... (つづく)