2021.02.10 難治性呼吸器感染症の検査技術カネカと国立感染症研究所が共同研究で開発
カネカは、国立感染症研究所ハンセン病研究センターの星野仁彦室長らとの共同研究により、難治性呼吸器感染症である肺アブセッサス症の原因菌Mycobacterium abscessus complex(MABC)を簡便に検査する技術を開発した。同技術を用いた検査キットを4月から販売する予定で、23年に10億円の売上げを目指す。
MABCは肺に感染することで肺アブセッサス症を引き起こす。三つの亜種が存在し、種類により治療方針や予後が... (つづく)