2021.05.26 【Japan IT Week特集】アイ・エス・ビー〈組込み/エッジコンピューティング展〉

アイ・エス・ビーのブースイメージ

他社と連携のソリューション展示

 アイ・エス・ビーは、50年を超える豊富な知見と高い技術力で、デバイス組込みからサービス開発まで幅広くソリューションを提供している。今回、「組込み/エッジコンピューティング展」に出展、クラウド、AI、IoT、ローカル5G、医療の最新技術トレンドを活用して自社だけでなく、取引先と連携した多数の展示物により、組込み装置開発や通信機器系開発、サービスの展開まで可能なソリューション開発などを紹介する。

 ソリューション開発では、トータルソリューションとしてのサービス機器開発を紹介。グループ会社アートの退室管理システム「ALLIGATE」では、デジタルな出退勤時間管理と入室アクセス管理による働き方改革を紹介する。

 また、自社製品の医用画像ソリューション「L-Share」では、DICOM対応ソフトウエアおよび機器を活用した医療をつなぐシステムにエッジAIを組み込んだ参考事例を紹介する。

 通信系開発では、ローム社の「LPWA/Wi-SUN」で、小容量、省電力、長距離の通信が可能なLPWA無線プロトコルのWi-SUNを活用したIoT実装例を紹介する。また、ローカル5G×AIで超高速AI解析を行うAPRESIA Systemsの「ローカル5G」において、自営で大容量・超高速の通信が可能なSub-6ローカル5Gを活用したAI画像認識の参考事例を紹介する。

 組込み装置開発では、アクセルのグラフィックスLSI AG903向け「Qt(キュート」で、効率的なUI/HMI開発、エッジAI開発を実現するマルチプラットフォームアプリケーション・UIフレームワークQtを活用したグラフィックソリューションとエッジAIソリューションを紹介する。

 また、BlackBerry Limitedのサイバーセキュリティソリューション「QNX OS」で、産業機器・医療機器・車載など、安全性とセキュリティーが求められる高信頼組込みシステムへのQNX活用事例を紹介する。

 今後も自社技術を生かしたソリューションや取引先との連携ソリューション拡大を目指している。