2021.05.26 AV、PCなど好調四国3月の家電 前年同月比13%増
【高松】四国経済産業局は、令和3年3月四国地域の百貨店・スーパー販売状況について明らかにした。
全店(255店)の販売額は445億7000万円で、前年同月比1.6%減と5カ月連続で前年を下回った。品目別では「衣料品」が18カ月連続、「飲食料品」が2カ月連続で前年を下回り、「身の回り品」が5カ月ぶりに前年を上回った。
業態別では、百貨店(4店)の販売額は62億4000万円で前年同月比2.4%減と、7カ月連続で前年を下回った。品目別では「衣料品」が、ホームウエアなど一部に動きはみられるが、新型コロナウイルス感染症の影響で外出自粛傾向が続き、紳士服や婦人服ともに振るわなかったこともあって、7カ月連続で前年を下回った。
スーパー(251店)の販売額は、383億3000万円で、前年同月比1.5%減と2カ月連続で前年を下回った。品目別にみると、新型コロナウイルス感染症の影響で「飲食料品」が、前年にみられたインスタント食品などのまとめ買いの反動減がみられたことなどから、2カ月連続で減少した。
家電大型専門店(88店)の販売額は101億1000万円で、前年同月比12.9%増となった。
テレビなどのAV家電が堅調に推移したほか、携帯電話やパソコン(PC)などが伸長している。