2021.06.02 「空調フェイスシールド」発売小型ファン付きウエアの元祖「空調服」

「空調フェイスシールド」

 熱中症対策として定着した小型ファン付きウエアの元祖・空調服(東京都板橋区)が、新型コロナウイルス感染症対策に挑む。5月1日に「空調フェイスシールド」の販売を開始した。顔部分を密封し、フィルターでろ過したきれいな空気を送り込む。開発した市ヶ谷弘司会長は「飛沫(ひまつ)拡散を防止でき、マスクと比べて夏場も快適に装着できる」と強調する。

 空調服の親会社・セフト研究所(同)はもともとブラウン管測定器のメーカーで、2004年にファン付...  (つづく)