2021.06.07 PC・テレビ好調中国地域3月量販店 前年同月比13%増

 【広島】中国経済産業局は、令和3年3月の「中国地域百貨店・スーパー販売動向」について明らかにした。

 百貨店・スーパーの販売額は795億円で、前年同月比2.3%増と5カ月ぶりに前年を上回った。百貨店(14店舗)は190億円で同19.6%増と5カ月ぶり前年を上回った。スーパー(321店舗)は605億円で、同2.1%減と2カ月連続で前年を下回った。

 商品別では、百貨店は「飲食料品」が同25.0%増、「身の回り品」は同40.1%増など全商品が前年を上回った。スーパーは「婦人・子供服・洋品」が同7.0%増、「紳士服・洋品」が同0.9%増など、4商品が前年を上回った。「飲食料品」が同1.7%減、「その他商品」は同7.2%減など、5商品が前年を下回った。家電大型専門店(175店)の販売額は251億円で、前年同月比12.6%増と6カ月連続で前年を上回った。

 新型コロナウイルス感染症による来店客数の減少の影響を受けた前年の反動がみられたほか、引き続きオンライン向け需要の高まりからパソコン(PC)や、買い替え需要によりテレビが好調だった。