2021.06.11 立命館大学 作動中の蓄電池内部を可視化「長持ちさせる鍵」明らかに
立命館大学生命科学部の折笠有基教授は、作動中の蓄電池の内部をモニタリングする技術を発明した。今後の蓄電池研究へ影響を与える業績として評価され、4月に「令和3年度文部科学大臣表彰(科学技術分野)若手科学者賞」を受賞。研究成果を次世代電池の開発へ応用し、産業の活性化を見据える。
脱炭素社会の実現へ向けた取り組みが世界で進み、太陽光・風力発電など再生可能エネルギーに注目が集まる。しかし、これらは自然条件に左右されるため安定的な供... (つづく)