2021.06.15 【ルームエアコン特集】三菱電機「霧ヶ峰」Xシリーズ
「霧ヶ峰」Xシリーズ
快適性と省エネ兼ね備えるハイブリッド運転採用
三菱電機は、ルームエアコン「霧ヶ峰」Xシリーズで清潔、快適、省エネを訴求していく。
最上位機FZシリーズと上位機Zシリーズに実装してきた空気清浄機能「ピュアミスト」を新たにXシリーズにも搭載し、清潔面の機能を強化した。帯電させた水の微粒子が室内の空気中に含まれる菌やウイルスなどの活動を抑制することで、空気清浄と脱臭を実現する。
エアコン上部の吸い込み口付近にあるエアフィルターには、ウイルスを抑制する「清潔Vフィルター」を採用。メンテナンス時に手が触れやすい箇所の清潔性を保てる工夫を施した。
「エアコン」と「扇風機」のいいとこ取りで、快適と省エネを兼ね備えた「ハイブリッド運転」も魅力。赤外線センサー「ムーブアイ」が見守り、体感温度が高い時は「冷房」、低い時は風だけを送る「爽風(そうふう)」と、ユーザーの体感温度に合わせて二つの運転を同社の特許技術を使用して自動で切り替える。
爽風では、冷房運転時に使用電力量の約9割を占める圧縮機の運転を止めることで、大幅な省エネを可能にしている。
室温が下がらない「再熱除湿」で、じめじめした梅雨時期でも心地よい空間を作り上げる。同機能は、室内機内部の熱交換器を冷やし、空気中の水分を除去。その後、水分を除去して冷たくなった空気と暖めた空気を混ぜて、ちょうどいい温度にすることで除湿による冷え過ぎを防止する。
一方、室外機は屋外温度46度でも運転が可能になった。通常は室外機の温度が一定を超えると、機器を保護するため運転を停止させる。同社は、気流・温度分布の解析や酷暑の環境を再現したテストを繰り返し実施して、運転を停止させなくても問題がないことを確認。真夏の猛暑日でもエアコンの運転を可能にした。