2021.06.21 北米で米中企業が受注合戦 高まる電動スクールバス需要

ブルーバードの電動スクールバス

 2国間の貿易摩擦が継続する中、米国と中国の企業が北米市場で電動バスの受注合戦を繰り広げている。米国もカナダも学童の登下校にスクールバスを多く使用するが、脱ガソリンと安全性の観点から電動バスの導入が進む。

 創業1927年のスクールバスの老舗メーカー、ブルーバードは、納入済みと受注を合計した電動バスが5月末で500台に達したと発表。フィル・ホーロックCEOは「安全でクリーンなスクールバスの提供が当社の役割」と述べた。同社のスクー...  (つづく)