2021.08.20 【電波時評】繰り返される水害、備えはあるか
いつもなら静かに故人をしのび、先の戦禍に思いを巡らす盆休みだが、前線停滞で九州北部や中国地方では梅雨末期を思わせる大雨が続いた。11日から降り続いた雨で、18日までに118件の土砂災害と61の河川で氾濫が確認された(国土交通省集計)。佐賀では2年前に氾濫に見舞われた地域が再び浸かった。長崎では民生委員と高齢者が避難の途中、用水路に流された。なぜ繰り返されるのか。治水、河川管理を含め検証が必要だろう。
温暖化による気候変動は水... (つづく)