2021.09.01 【防災の日特集】FDKFUJITSU電池

プレミアムS

リニューアルしたロングライフプラスリニューアルしたロングライフプラス

備蓄についてもポスターで訴求備蓄についてもポスターで訴求

高品質の日本製を前面訴求

 2020年度に創立70周年を迎えたFDKは、新たな経営理念「進化に挑戦 輝く未来と笑顔のために」を制定し事業展開を進めている。

 防災への取り組みも積極的で、乾電池の効果的な備蓄方法を訴求するとともに、主力の「FUJITSU電池」シリーズは高性能と長期保存性能だけでなく品質の高い日本製を前面に出した提案を進めている。

 FUJITSU電池は、長持ち性能と大電流特性を高めた高性能「プレミアムS」、大電流から中電流まで幅広い機器に対応した「ハイパワー」、普段使いの機器に適した標準タイプ「ロングライフ」の3シリーズを展開する。

 これまでプレミアムSとハイパワーのみが10年保存だったが、今年3月から「ロングライフ」の長期保存期間を5年から10年に向上させた「ロングライフプラス」を発売した。「防災備蓄の観点から3シリーズ全てを10年にした」(同社)という。プレミアムSは抗菌ラベルや液漏れ補償なども付き、差別化を図っている。

 防災への取り組みでは、毎週月曜日午前11時30分からFMサルースで放送している生活や防災に関するラジオ番組「ソナエルRadio」(スマートフォンアプリケーションなどで全国で聴取可能)の冠スポンサーとなり、防災への備えなどについて発信している。

 番組は、以前から連携を図っている日本気象協会の協力も得て、ゲストを招き、さまざまな角度から防災について対談。「全国のリスナーから反響がある」(同社)という。

 同社では、これまで普段から多めに電池を備蓄しておき、使ったら使った分だけ新しく買い足す「ローリングストック法」を提案してきた。店頭でもローリングストックについて訴求する動きも進んでおり、着実に浸透しつつある。

 日本気象協会が進める「知る防災」プロジェクトにも協賛しており、引き続き「FUJITSU乾電池の訴求と同時に、災害時の電池の必要性などを訴えていく」(同社)計画だ。