デノンは、ブランド初となる完全ワイヤレスイヤホン「AH-C830NCW」「AH-C630W」の2機種を10月中旬から発売する。

　両モデルとも、サウンドマスターによる試聴と調整を繰り返して完成度を高めた大口径ダイナミックドライバーを搭載しており、デノンならではの、圧倒的な情報量とワイドな空間表現、ライブ会場の熱量までも伝えるダイナミズムを実現している。

　心地よい装着感を実現するために、数多くの耳の形状データを元に3Dシミュレーションを繰り返し、実際に24の形状サンプルを作成した。その中から最も着け心地が良く、落ちにくい形状を選択した。

　IPX4の防滴性能を備えており、ジムでトレーニングする際の汗や外出時の急な雨で濡れても安心して使用することができる。

　音楽再生中の不快な音切れやノイズを抑えるために、ブルートゥースVer. 5.0 with LE／Class 1への対応、高性能なFPCアンテナの搭載、通信状況に応じた出力制御などのソフトウエアのチューニングを行い、優れた接続安定性を実現した。スティック部に配置されているFPCアンテナは全長約25ミリメートルにも及ぶ非常に大きなもので、安定した通信に貢献している。

　両モデルともリモートワーク時のビデオ会議や、ボイスチャットにも使える便利なハンズフリー通話機能を搭載した。

　ブラックとホワイトの2色を用意。C830NCWには艶やかな光沢仕上げを採用しており、スティック部の先端にシルバーのアクセントを配している。C630Wにはシックなマット仕上げを採用した。

　価格はオープン、市場想定価格（税込み）はC830NCWが1万9800円前後、C630Wが9900円前後。