2021.10.04 【EV大国をめざすインド】 ㊤生産連動型優遇政策に関心 生産と売上高連動、5年間で4000億円補助
15年9月テスラの米国電池工場を訪問したモディ首相(右)。左はテスラのマスクCEO(モディ首相のツイッターから)
インド政府は電気自動車(EV)産業の底上げを図るため、各種政策を推進中だ。14億人近い世界第2位の人口と脱ガソリンの機運の高まりを背景に、モディ政権はエコカーの普及政策や、生産と連動させた優遇策、EVの輸入促進などに取り組んでいる。
今夏からインドのEV分野で関心を集めているのが、「生産連動型優遇策」(PLI)と呼ばれる形態の補助金の新たな導入だ。
インド政府は9月15日、5年間で2600億ルピー(約4... (つづく)