2021.10.18 キヤノン、インフラ点検画像を自動精査目指す 「点検画像品質確認ツール」の製品化
6日に開催された「ハイウェイテクノフェア」でのキヤノンの穴吹主幹(左)とCHETの藤岡技術開発担当部長
近年、建設業の人手不足が深刻化する中、コンクリート構造物のインフラ老巧化に伴うひび割れなどの検査業務の負担増加が課題となっている。また、社会インフラ構造物の定期点検は近接目視を基本とし、必要に応じて触診・打音による点検を行うが、現場の条件によっては人が容易に点検場所に接近できない場合もある。
こうした課題において、2019年に国土交通省の道路橋定期点検要領の改正により、点検の精度向上と安全性向上を目的とした点検支援技術として... (つづく)