2021.10.27 【名古屋ネプコンジャパン特集】中部地域最大級の420社出展オートモーティブワールドなど5専門展集結
昨年の名古屋ネプコンジャパン
RX Japan(旧リードエグジビションジャパン)が主催する製造技術展「第4回名古屋ネプコンジャパン-エレクトロニクス開発・実装展」が、27日から29日まで、ポートメッセなごや(名古屋市港区)で開催される。本展示会は、今年1月に東京で開催された「ネプコンジャパン」の名古屋版。
会場では、「第4回名古屋オートモーティブワールド-クルマの先端技術展」「第4回名古屋ロボデックス-ロボット開発・活用展」「第4回名古屋スマート工場EXPO-IoT/AI/FAによる製造革新展」「第1回名古屋スマート物流EXPO」も同時開催される。五つの専門展示会が集結することになり、出展は、中部地域最大級の420社に達する。
第4回名古屋ネプコンジャパンは、エレクトロニクス機器の多機能化・高性能化を支える最先端の電子部品・材料や製造・表面実装・検査装置などを一堂に出展。人工知能(AI)を搭載・活用した製品やソリューションが多数展示され、今年は5G(第5世代移動通信規格)向け部品・材料ゾーンが新設される。
第4回名古屋オートモーティブワールドは、自動運転の開発に必要なセンサー、レーダー、AI・半導体、カメラなどが多数展示され、CASEを想定した自動車業界における先端技術や最新技術が披露される。
第4回名古屋ロボデックスは、産業用ロボット、アシストスーツをはじめ、センサーシステム・グリッパーなどの周辺設備、ロボットの開発技術やAIまでのロボットに関するさまざまな製品・技術が紹介される。
第4回名古屋スマート工場EXPOは、スマート工場実現のためのIoT/AIによる遠隔監視・予兆保全・見える化ソリューション、デジタルツイン、FA/ロボット、生産管理システムなど製造DXを実現する最新技術が展示される。
第1回名古屋スマート物流EXPOは、初開催。IoT、AI、ITシステム、ロボット、マテハンなど物流・搬送を革新する最新技術が一堂に会する。
出展製品は、AI、自動運転、5G向け部品・材料、脱炭素・カーボンニュートラル、電動化、車載ソフトウエア、生産革新、倉庫改革など、現在の製造業が直面する課題を解決するものが多い。
120の講演も開催
会期中、5G、AI、ロボット、パワーデバイスなどの最先端事例を学べる120の講演が行われる。
特別講演は、トヨタ自動車、デンソー、村田製作所、NTTドコモ、ルネサスエレクトロニクス、三菱電機など。