2021.10.27 【JPCA Show特集】電子機器トータルソリューション展202112展示会がきょうから東京ビッグサイトで開催

 「JPCA Show(第50回国際電子回路産業展)」(主催=日本電子回路工業会〈JPCA〉)をはじめ、電子機器を巡る最新動向を一堂に集める「電子機器トータルソリューション展2021」が27~29日、東京都江東区の東京ビッグサイト(南展示棟)で開かれる。複数の業界団体が主催する12の展示会で構成。「来て 見て 触れて そして 語ろう!」がキーワード。5Gや自動車、IoT、ロボット、ウエアラブル関連などが集結する、技術の総合展示会になる。

 同展を構成するのは「JPCA Show」のほか、「マイクロエレクトロニクスショー(第35回最先端実装技術・パッケージング展)」(主催=エレクトロニクス実装学会)、「実装関連展」(主催=JPCA)、「有機デバイス総合展(IoT対応半導体・回路基板展)」(共催=JPCAなど)、「WIRE Japan Show(電気・光伝送技術展)」(同)、「E-Textile」(同)、「Smart Sensing」(同)、「JEP/TEP Show」(共催=JPCA/全国電子部品流通連合会/東京都電機卸商業協同組合)」。

 さらに、新たに「Inter Opto」(主催=光産業技術振興協会)、「LED JAPAN」(共催=JPCAなど)、「Imaging Japan」(同)、「Edge Computing」(同)も加わる。

 200社以上が出展予定。元ソニーの出井伸之氏ら著名人の講演のほか、100本を超えるセミナー・コンファレンスが開かれ、新しいビジネススタイルを提案する。

 大学や研究機関によるアカデミックプラザや、センサー・センシングシステムの最先端が披露される「スマート・センシング・イノベーション・サミット」「半導体オブ・ザ・イヤー」の発表、JEP/TEPセミナーなどがある。

 50回の節目を迎える「JPCA Show」は記念プログラムを用意。27日を「センサDay」、28日を「基板Day」、29日を「E-Textile Day」とし、目的意識を持って来場する人のニーズに応える。また「この50年における、注目電子回路技術10選」や、技術的な相談に対応する「ヨロズ相談室」、ブースコンテスト、スタンプラリーなども準備した。

 2019年は4万4000人以上が来場した。新たな展示会が加わり、より広範囲なテーマ・展示内容になることで、新たな顧客層の広がりが期待される。