2021.11.01 大阪駅前がAR技術で大原美術館に世界の名画をARで体験
大阪駅前で大原美術館の作品がARで浮かび上がる
大阪駅前がAR技術で大原美術館に―。JR西日本とKDDIは1日から、大阪駅、京都駅、三ノ宮駅の駅前広場で岡山県大原美術館の世界の名画をARで体験できるイベントを実施している。期間は11月30日まで。AR技術や5G通信などを活用し、大原美術館の代表作品でもあるクロード・モネの「睡蓮」などがARで再現される。
モネの「睡蓮」が高精細なARで浮かび上がるほか、世界中から収集された作品が目の前に出現。同美術館の成り立ちに関わるストーリーを3章構成で提供。場面展開していく映像の移り変わりも楽しむことができる。
高精細な画像や指定された場所をかざすと作品が浮かび上がる技術はKDDIがサービスを提供する5Gやビジュアル・ポジショニング・サービス(VPS)を活用。5G対応スマートフォンでなくてもサービスを受けることが可能だ。
ソベック(東京都)が開発したスマートフォン向けARアプリ「XRチャンネル」をダウンロードすることで体験が可能。ダウンロードは無料。
大阪駅では大阪ステーションシティアトリウム広場、京都駅ではおみやげ小路京小町前、三ノ宮駅では中央改札口南側で体感できる。参加料は無料。JR西日本としては、今回のイベントを通じて岡山方面への旅行を促す。