2021.12.24 【電波時評】半導体復活は投資と人材育成が不可欠

 半導体工場の国内での新増設を支援する改正関連法が今月20日、参院本会議で可決、成立した。経済安全保障上の重要性が増す先端半導体の国内生産を確保するための法案。ファウンドリー世界最大手、台湾TSMCがソニーグループと共同で熊本県菊陽町に建設予定の工場にまずは適用される見通しだ。

 TSMCは11月に、熊本への工場建設を発表。22~28ナノメートルのプロセス技術を使用し、ソニーの画像センサー向けや、自動車、産業向けロジック半導体を...  (つづく)