2022.01.07 三菱電機、制御理由を示すAIインフラ設備に応用
開発したAI技術の重要性を強調する情報技術総合研究所の楠和浩所長
三菱電機は、計算が複雑で推論過程がブラックボックスとなりがちな人工知能(AI)で、AIが行う制御の根拠をユーザーに示す技術を開発した。理化学研究所との共同開発。電力や処理施設など、信頼性が重視されるインフラ設備の制御に応用し、5年以内の実用化を目指す。
「AIと人が密接に関わる世の中が来る。重要なのは(AIの)説明性だ」。このほどオンライン発表会に臨んだ楠和浩情報技術総合研究所長は、開発したAI技術の重要性をこう説明した。<... (つづく)