2022.02.18 「スリープテック」取り組み広がるセンサーやIoT活用 協業、研究者と連携拡大

S’UIMINのサービスのイメージ(同社提供)

 IoTなど多彩な最新技術を使い、睡眠と健康の問題に取り組む「スリープテック」が、エレクトロニクス関連各社で広がり始めた。日本人の睡眠時間は先進国でも最低水準とされるほか、睡眠の状態は健康を巡る多様な問題との相関関係も指摘される。各社では研究者やスタートアップと連携する動きも拡大。睡眠不足による経済損失は年間15兆円規模との推計もあり、社会課題にも資する動きとなっている。最新の取り組みに迫った。

 脳波測定を活用した睡眠検査は、...  (つづく)