2022.02.25 電機大手8社の4~12月連結決算 回復度合いに濃淡 半導体不足や部材高騰が響く

 世界的な半導体不足や部材価格の高騰が国内外の経済の先行きに影を落とす中、大手電機メーカー8社の連結業績の回復度合いに濃淡が出てきている。2022年3月期第3四半期(21年4~12月)連結決算は8社中6社が増収・営業増益。通期の業績予想を見ると、ソニーグループやNECなどが上方修正に踏み切る一方、据え置きや下方修正も目立つ。逆風下で本格的な回復軌道を探る正念場が続きそうだ。

 「デバイス供給制約の影響は今後も継続すると予想される...  (つづく)