2022.03.01 ハイエンド空気清浄機を日本で発売コーウェイ、韓国以外で初

直線的なデザインが特徴の「NOBLE」

 韓国の空気清浄機メーカー、コーウェイが、直線的なデザインが特徴の空気清浄機「NOBLE(ノーブル)」を3日に発売する。韓国以外でノーブルを発売するのは日本が初。長方形をした本体の4面から空気を吸引し、各種フィルターで微細なごみや臭いなどを抑える高機能を実現した製品で、10万円を超える高級機市場で存在感を発揮したい考えだ。

 ノーブルは昨年韓国で発売した。約40畳相当に対応するタワー型の空気清浄機で、日本では税別10万6000円で売り出す。EC(電子商取引)や家電量販店のほか、デザイン性を生かしてオフィス需要などを捉えるために法人ルートでも販売していく。

 操作は天面のタッチパネルで行う。HEPAフィルターなどを組み合わせた独自フィルターを4面に備える。アレルギーフィルターやペットフィルターなどユーザーニーズに合わせて追加できるカスタムフィルターも用意する。

 東京都内で1日に開催した発表会で、電波新聞社のインタビューに応じた日本法人コーウェイ・ジャパンのクォン・ミナ社長は「(空気清浄機の)販売台数で今年は前年の2倍以上の成長を目指す」と強調。ノーブルを足掛かりに高級機市場で存在感を発揮し、全体的な販売台数の底上げにつなげる考えを示した。

(3日付電波新聞、電波新聞デジタルで詳報します)