2022.03.17 「スマートエネルギーWeek」開幕18日まで東京ビッグサイトで 脱炭素に向け注目高まる
にぎわう展示会場
新しいエネルギー技術などが集まった国際総合展「スマートエネルギーWeek2022春」が16日、東京都江東区の東京ビッグサイトで始まった。カーボンニュートラルに向けた潮流が強まり、コロナ禍ながら海外企業なども多く参加。注目度は高く、約1100社が出展している。会期は18日まで。
太陽光や風力、バイオマス発電や、水素・燃料電池などの展示が一堂に会した国内最大級のエネルギー総合展で、3日間で4万8000人の来場を見込む。
脱炭素の風がエネルギー業界だけでなく一般企業にも及ぶ中、東京で初開催となったのが「脱炭素経営EXPO」だ。
電源装置の開発・販売を手掛けるYAMABISHI(東京都大田区)は、産業用の太陽光パネルとつなぐ蓄電システムを展示。AI(人工知能)を搭載して発電量や施設での電力使用量を予測し、効率的な自家消費を実現する。工場や学校など向け。担当者は「自家消費には国の支援も増しており、企業に注目が集まっている」と話す。