2022.03.28 社会人が身につけるデジタルスキルを伝授学習サイトが29日開設、経産省とIPA
「マナビDX」のイメージ(提供=経済産業省)
経済産業省と情報処理推進機構(IPA)は29日、人工知能(AI)やクラウドなどのデジタル技術について学べる機会を提供するポータルサイトを開設する。長引く新型コロナウイルス禍で官民のデジタルトランスフォーメーション(DX、デジタル変革)を加速する機運が高まる中、サイトに多様な学習コンテンツを集約し、個人の学習や社内の人材教育で利用できるようにする。
経産省は、デジタルスキルに関する多様な学習機会を提供する基盤「デジタル人材育成プラットフォーム(基盤)」を構築。今回のサイト「マナビDX」を同日午前10時に立ち上げることにした。
社会人が身に付ける必要があるデジタルスキルを示した「DXリテラシー標準」も策定。開設時には、この標準に基づく約200の講座を用意する。2022年度中には、DXの推進役を担う人材が必要とする専門スキルの標準も作成する計画だ。
さらに、より実践的なデジタル技術の実装方法を学べるようにする研修プログラムも実施。24年度に、年間で約7万人が利用するサイトに育てることを目指す。(詳細は、3月30日の電波デジタルに掲載します)