2022.03.29 コロナで「がん発見」遅れはリスク内視鏡での検査など回復傾向
ここ2年ほどのコロナ禍で懸念されているのが、がんなどの疾患発見の遅れ。検診などを控えようとする人がいたり、医療機関によってはコロナ対応を優先したりするためだ。
ただ、最近は検査も戻ってくる傾向にあると、消化器内視鏡分野でトップシェアを持つオリンパスの担当役員・河野裕宣氏は見る。
健康意識の向上や、がんの予防啓発にもかねて取り組み、それもあって、早期診断のニーズが拡大している。また、新興国における内視鏡医不足にも対応するため、スキルを持った医師らを増やしていく施策にも取り組んでいる。
人工知能(AI)システム開発も推進するなど、DX対応にも力を入れる。電波新聞のインタビューで今後の展望などを語った。
(30日付電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)