2022.03.30 長崎大と産総研、高精度な病理診断モデル開発医師の知識とAI組み合わせ
長崎大学と産業技術総合研究所(産総研)は、医師の知識と人工知能(AI)を組み合わせ、診断根拠を説明可能とする高精度な病理診断モデルの開発に成功したと発表した。病理組織を基に間質性肺炎の診断を行うAIモデルとして、世界初の報告。精度向上も確認でき、今後、ほかの適用も想定できるという。
AIによる診断は種々の分野で応用されているが、病理診断をはじめとする医療分野への応用では、診断の性能だけでなく、診断につながる判断根拠の提示も重... (つづく)