2022.04.05 キヤノン製カメラとAI技術採用キヤノンメディカルが新CT/MRI装置
Aquilion Serve
キヤノンメディカルシステムズは、キヤノン製のカメラと人工知能(AI)技術を採用した新CT装置「Aquilion Serve(アクイリオン サーブ」と新MRI装置「Vantage Fortian(ヴァンテージ フォルティアン)」の国内販売を開始した。
1日に発売した新CT装置は、新世代の80列マルチスライスCT装置。ガントリーにキヤノン製のカメラ2台を内蔵することで、撮影前のポジショニングからスキャン計画、画像表示までの一連の流れを自動化した。
また、AIのディープラーニングを用いた画像再構成技術「Advanced intelligent Clear-IQ Engine-integrated(AiCE-i)」により、ノイズの低減効果を高めることに成功した。
5日に発売した新MRI装置は、パンデミックによって簡便な操作ができるMRIを求める声に応え、新しいワークフローを提案するMRI装置。
キヤノン製のシーリングカメラによって寝台上の患者の位置を認識し、モニターに情報を連動するなど、検査の各段階をアシストする。これにより、シンプルなワークフローで操作が簡単なMRIとなっている。
ディープラーニングを用いた画像再構成技術「Advanced intelligent Clear-IQ Engine(AiCE)」を標準搭載し、限られた検査時間でより高精細な画像を提供する。
(13日付電波新聞/電波新聞デジタルに詳報します)