2022.04.15 関電工、ローカル5Gラボ開設

ラボ内の機器搭載ラック

 関電工は、同社の辰巳事務所に「ローカル5Gラボ」を13日に開設した。

 周波数帯がサブ6帯のSA(スタンドアローン)方式を採用した同ラボは、実証実験設備を構築し、フィールドから建物まで幅広い分野で最適なシステムを提供し、企画から設備利用の共創まで、総合設備会社のトータルソリューション「TOTAL BUILD&SUPPORT」サービスを提供する。

 同社は、これまでの幅広いエンジニアリング事業で培った知見と経験を活かし、工場、オフィスビル、商業施設等で電気、通信、空調をトータルでコントロールし、エネルギー効率の最適化に貢献するローカル5Gシステム提供を目指す。

 さらに、同ラボは顧客のニーズに対応した検証施設として、ローカル5Gのメリットを体感でき、顧客とのアライアンスや顧客同士をマッチングするビジネス共創の場として、新たな価値創造づくりの場を目指している。
(18日付の電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)