2022.04.25 アルミ箔やガラス並みに水通さぬ東レが超ハイバリアフィルム開発 デバイスや太陽電池向けに

柔軟な開発品

 ウエアラブルのセンサーや曲げられるディスプレーなど、フレキシブルデバイスの需要は拡大中。ペロブスカイト太陽電池なども同様だ。こうした用途では、デバイス類を水分から守るフィルムが活躍する。

 ただ、バリア性とコストの両立が課題となっている。そこで東レは、コストを従来の2割以下に抑えられる「超ハイバリア」のフィルム開発に成功した。試行錯誤を重ね、最適な膜材料を発見したのが主な要因。2023年の商品化をめざす。デバイスや太陽電池普及に一役買いそうだ。
(26日付電波新聞・電波新聞デジタルで詳報します)