2022.06.06 【やさしい業界知識】直動案内機器製造装置・実装機など幅広い分野で利用、IoTで故障予知に活用

直動案内機器の例

 直動案内機器は、レール面の溝をボール(またはローラー)のかみ合わせによって、スムーズな直線運動を行う機械要素部品で「LM(リニアモーション)ガイド」とも呼ばれる。

 機械要素部品は、モノを作る装置やさまざまな機械に使われる金属部品の総称で、直動案内機器はじめ軸受(ベアリング)、ねじ、リンケージ(可動する部品と部品のジョイント部品)、カムなどがある。

 直動案内機器が直線運動を行う機械要素部品であるのに対して...  (つづく)