2022.06.24 【電波時評】半導体不足で製造装置もピンチ

 半導体不足が言われて久しい。当初は、2022年下半期には解消の兆しが見えるとの業界予測もあったが、現実は厳しいようだ。

 昨年、「23年まで不足感が続く」と慎重姿勢を見せていた米インテルのパット・ゲルシンガーCEOは、先ごろ米国で放送されたテレビインタビューで「不足解消時期は24年までずれ込む」との見通しを示し、「半導体不足で製造装置の調達にも支障が出ていることが原因」と指摘した。

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