2022.06.29 コロナ禍でおもちゃも進化AI活用やスマホ連携本格化

AI音声合成技術を活用して母親などの声で読み聞かせができる「coemo」(タカラトミー)

 新型コロナ禍を受けた生活環境の変化による「おもちゃ」の進化が止まらない。タカラトミーは新規事業の一環として、人工知能(AI)による音声合成技術を活用し、家族の声で童話を読み聞かせできる「coemo(コエモ)」を開発。バンダイ(東京都台東区)は、歩数や心拍数などの活動データでキャラクターが成長するスマートウオッチ型玩具の展開に本腰を入れ始めた。家庭用プラネタリウムの販売が巣ごもりで急増するなど、コロナはおもちゃの需要にも変化をもたらした。サステナブ...  (つづく)